インドのクラウドワーカーはプロフェッショナルに働いてくれるが、だからと言って作業をただ丸投げするとうまくいかない場合は多いです。日本人のエンジニアと働くのと同様に「人としてしっかり接する」のは、インド人クラウドワーカーと働く際にも大事になってきます。
よくある失敗例
- 曖昧なゴール設定 - 日本企業側の曖昧なゴール設定・要件定義が問題になる場合は多いです。日本企業同士なら「空気を読んで」何事もなかったかのように進む場合も、インド人が相手だと通用しない場合が多いです。よってプロジェクトのゴール・エンジニアに対する期待値、はクリアにしましょう。
- 働き方の共有 - 時差のある環境でのリモートの協業になりますので、お互いの働き方に対する理解、及び最適化するための取り組み(歩み寄り)は大事です。
解決策
- ゴール・期待値の共有、及び働き方のすり合わせのために、プロジェクト開始時の**「キックオフミーティング」**は重要。
- ただし準備をしっかりしても、(相性もありますので)効率的に協業が回らない場合は存在します。その場合のリスクヘッジとして、まずは**「トライアルプロジェクト」**を小さく回すのを推奨します。
キックオフミーティング
キックオフミーティングでカバーするべき内容は以下の通りです。
プロジェクトの概要・ビジネスゴール
「エンジニアにビジネスゴールの説明は不要」と思われるかもしれませんが、ここの共有は、インド人のクラウドワーカーが相手でも大事です。